保証とは、主たる債務者が債務を履行しない場合に、その債務を主たる債務者に代わって履行する義務を負うことをいう(446条)この義務を保証債務(ほしょうさいむ)とよび、義務を負う者を保証人(ほしょうにん)と呼ぶ。保証債務は、保証人と債権者との間で締結される契約(保証契約)によって生じる。
鹿嶋市
茨城県南東部の鹿行地域に位置する人口約6万7千人の市。
常陸国一宮である鹿島神宮の鳥居前町として古くから知られている他、昭和40年代以降は隣の神栖市との間に跨る重要港湾・鹿島港を中心とした鹿島臨海工業地帯が形成され、鉄鋼業・化学工業などのメーカーが集まる工業都市となっている。日本製鉄の企業城下町と形容されることもある。
またJリーグ鹿島アントラーズのホームスタジアム(カシマサッカースタジアム)やクラブハウスが所在し、関東有数のサッカーの街としても知られている。
茨城県の南東部、東京から110キロメートル (km) 東北東に位置する。東側を太平洋(鹿島灘)、西側を北浦および鰐川に挟まれ、東西の幅が10㎞に満たない細長い市域を持つ。そのほとんどが鹿島台地の一部にあたり、東の海面・西の湖面標高と台地部分の標高差は大きいところで40メートルほどになる。また海岸部は鹿島砂丘の一部にあたり、台地ともども耕作に適した土地が少なかったことから長らく開発・発展が遅れた地域であった。こうした背景から後に鹿島開発と称した大規模工業開発が行われることとなったが、その経緯については鹿島臨海工業地帯の項に詳しい。
生活圏としてはJR東日本鹿島線や東関東自動車道経由の高速バスなどで千葉県東部方面および東京方面との交通が密であり、これらの地域との関係が深い一方で、県の中心である水戸や土浦といった諸都市との繋がりは県内のほかの地域と比べて弱い。
潮来市
茨城県南東部の鹿行地域に位置する市である。
霞ヶ浦や北浦、常陸利根川などに面した水郷で有名な都市である。江戸時代に利根川水運の港町として栄え、現在は水郷筑波国定公園の一角となっている。水郷潮来あやめ園を中心としたあやめ(花菖蒲)の名所や川を巡る十二橋めぐりといった水郷特有の観光名所を有するほか、米栽培を中心とした農業が盛んである。
茨城県の南東部で、東京から80km圏に位置する。西に霞ヶ浦・常陸利根川、東に北浦、南に外浪逆浦と水辺に囲まれ、市内の中心にも前川が流れる水郷地帯となっている。市の南部は田園地帯が広がり、米栽培が盛んである。市の北部は台地でゴルフ場や緑地公園が多い。