ファッション 英: fashion)とは、ある時点において広く行われているスタイルや風習のこと。なかでも特に、人々の間で流行している服装を指すが、装いに関係する装身具、美容(理容、髪型、化粧)、香水などもファッションの範疇である。さらに広義には音楽などの文化やライフスタイルまでをも包括しうる。ファッショナブルやおしゃれといった表現は、ある人や物が最新の、もしくは最新ではなくとも評判の良い様式に沿っているか否かを指し示すのに用いられる。
二本松市
福島県中通り北部に位置する市。
智恵子抄に詠われた安達太良山と阿武隈川で知られる。
福島県を代表する城下町の一つに数えられ、多くの観光資源を有する。江戸時代に二本松藩の政庁だった二本松城は、福島県内の若松城(会津若松)、白河小峰城(白河)と共に、日本100名城にも選定されている。その城下で執り行われる二本松提灯祭りは、福島県内で行われる神社例大祭の中でも、群を抜く規模と参加者の威厳を肌で感じられる祭りである。
二本松市は菊の城下町と称され、日本最大級の菊人形展二本松の菊人形が行われている。市の西方には二本松市のシンボルでもある安達太良山があり、温泉地として岳温泉が知られている。
福島県内で会津と並ぶ、古くからの日本酒造り酒屋を多く抱えている地域でもあり、地場産業の一つとなっているの人気酒造のほか3軒(奥の松酒造、大七酒造、檜物屋酒造)が所在する。
東京都心からは250km。県庁所在地の福島市から二本松市はおよそ20km圏内に位置し、経済や文化など様々な面で密接な関係にある。
地名の由来は旅人の目印となった二本の松があったことからとされる。古城・四本松城から二本の松を移植したことからとする説もある。
本宮市
福島県中通り中部に位置する市。
福島県の中部に位置し、東北自動車道などの交通網も充実しており、県を代表する内陸工業地帯となっている。福島県内の市では人口が最も少なく、また面積も最も小さい。2005年4月施行の新・合併特例法により合併した市である。新設合併の全国初ケースであった。
福島県の中間部に位置し、市の地理的中央部を縦断するように阿武隈川が流れる。
安積原野の一部を形成し、市街地が国道4号、県道355号の沿線に広がっている。
市内は大きく阿武隈川を挟んで地形が二分されている。旧本宮町側は、奥羽山脈系の里山が西部に広がっており、川に近付くにつれて安積原野の一端が広がっていき、平地となる。また大玉村や郡山市の山中を水源とする河川も豊富で、北から百日川、安達太良川、瀬戸川、五百川が流れている。旧白沢村側は、阿武隈高地系の低い里山が数多く存在し、白沢側は、ほぼ山に囲まれているといってもよい。市内は平均海抜200m前後にあり、高い所でも400mから500mほどである。
古くは会津街道、相馬街道、三春街道の交点でもあり、交通の中心地であった。鉄道の駅も早くから設置され、猪苗代町出身の医学者野口英世が故郷から離れ上京する際、馬車で本宮まで出てきて本宮駅で列車に乗り東京まで出た話は有名である。砂利道ではあったが交通輸送産業も早くから行っており、バスやタクシーの発展も早かった。
現在は国道4号からの会津街道分岐(福島県道8号本宮熱海線)、小浜道(二本松市)や石筵道(郡山市)への分岐点の戸崎ロータリー(それぞれ福島県道118号本宮岩代線、福島県道146号石筵本宮線/うち石筵道はいまだ完成していない)があり、現在でも役割を果たしている。